会長挨拶

会長

 第20回日本心血管インターベンション治療学会学術集会(CVIT2011)を開催するにあたり御挨拶申し上げます。

 私の属しております大阪大学先進心血管治療学講座は平成19年に誕生いたしました。その開設目的は、まさに心血管インターベンション治療に特化した臨床、研究、教育の実践であります。本講座開設五年目を迎える2011年に、歴史ある本学術集会の第20 回を担当することは、開設成果を問われる意味もあり、身に余る光栄と感じつつ、責務の重大さに身が引き締まる思いであります。

 会期は2011年7月21日(木)から24日(日)を、会場は大阪国際会議場とリーガロイヤルホテルを予定しています。また、メインテーマを「道を究める:豊かな知識、確かな技術、そして新たな工夫を (Toward greater knowledge, skills, and technology)」とさせていただきました。インターベンションのエビデンスから技術におよぶ幅広い知識を学んでいただき、インターベンションの成績のさらなる向上と心血管疾患全般への適応を目指した新しい治療機器の情報提供し、確かなインターベンションの技術をライブで学んでいただけることを確信しております。この趣旨に沿ってシンポジウム、会長招聘講演、海外からの招聘講演や特別プログラムを企画する予定でおります。一般演題には会員のみなさまをはじめ多くの医師、コメディカル、企業の皆様からの応募を期待しております。またライブは、大阪大学からのPCIライブを、関西労災病院からEVTライブ中継を予定しております。

 初夏に水の都、大阪で開催される学術集会に多数の皆様のご参加をお待ちしております。


第20回日本心血管インターベンション治療学会:CVIT2011
会長 南都伸介